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筑波山近郊の駐車場に野生のイノシシを見かけることがあります。ニュースで「イノシシに襲われて怪我した」とか、一見するとイノシシは凶暴なイメージがありますが、筑波山近郊にいたイノシシはみかん屋さんのみかんをもらおうとおとなしく待っており、みかんをもらうとパクパク食べ意外な姿を見ました。

イノシシは本来、臆病でおとなしい性質を持っていると言われています。通常、イノシシが人に偶然出会ってもイノシシの方から逃げるので慌てる必要はありまんが、発情期や分娩後で攻撃的になっていたり、興奮していたり、至近距離で突然出会った場合に襲ってくるそうです。

筑波山登山中や観光中、偶然にイノシシと出会った場合は、イノシシを刺激しないようにその場を離れたほうが無難です。急に走り出して逃げるとイノシシを興奮させるので危険です。イノシシが興奮している場合は、後ろを向くと襲ってくることもあるので、なるべく背中をみせないよう、ゆっくりと後退するように退避してください。車から見かけた場合は、車の外へ出ないで車の中で見守った方が安全です。ワタクシも車の中でイノシシの写真を撮りました。

イノシシによる農林作物被害があり、筑波山周辺に電気の侵入防止柵や猟友会の捕獲による対策を行っているところを見かけます。農林作物被害は依然として続いているそうです。イノシシは繁殖力が強く、これまでイノシシの生息域ではなかった地域からもイノシシによる農林作物被害や捕獲があるそうで、生息域の拡大が懸念されています。

東筑波ユートピアにイノシシ牧場建設計画があり、イノシシの本来の姿を間近で観察、ふれあうことができ、さらに生態情報を学べる資料館も併設されるとの事で、身近にいるイノシシをより理解できイノシシの以外な姿を見ることができると期待しています。

東筑波ユートピアにクラウドハンディングのMakuakeからの資金支援でイノシシ牧場建設計画があり、すごい勢いで4000万円を達成していました。このままの勢いで行くと6000万円を越えて行くのではないかと思います。

イノシシ牧場の完成が待ちどうしいですね。