茨城空港から筑波山へ行く直行バスはありません
結論から言うと、茨城空港から筑波山まで乗り換えなしで行けるバスはありません。空港の目の前からリムジンバスに乗れば筑波山の登山口まで一本、というルートは残念ながら用意されていないのです。
さらに、以前運行していた茨城空港からつくば駅方面へ向かうバスも現在は運休中です。つくば駅(つくばセンター)は筑波山へのバスの起点になる場所なので、ここへ直接アクセスできないことが、茨城空港から筑波山への移動を一気にややこしくしています。
そのため、公共交通機関だけで筑波山を目指す場合は、必ずどこかの駅を経由して大きく回り道をすることになります。まずはそのルートを具体的に見ていきましょう。
公共交通機関で行くルート①:石岡駅・土浦駅経由
もっとも距離的に素直なのが、石岡駅と土浦駅を経由するルートです。
1. 茨城空港からバスで石岡駅へ
2. 石岡駅からJR常磐線で土浦駅へ
3. 土浦駅からバスでつくばセンター(つくば駅)へ
4. つくばセンターから筑波山シャトルバスで筑波山へ
この通り、乗り換えは3回。バス→電車→バス→バスという構成で、そのたびに待ち時間が発生します。
特に注意したいのが、それぞれの便が独立したダイヤで動いている点です。飛行機が少しでも遅れたり、乗り継ぎのタイミングが悪かったりすると、次の便まで30分〜1時間ほど待つことも珍しくありません。荷物を持っての移動になるので、体力的にもなかなか大変です。
公共交通機関で行くルート②:水戸駅経由
もうひとつが、水戸駅を経由するルートです。
1. 茨城空港からバスで水戸駅へ
2. 水戸駅からバスでつくばセンター(つくば駅)へ
3. つくばセンターから筑波山シャトルバスで筑波山へ
こちらは乗り換えが2回とシンプルで、ずっとバスに乗っていられるのが利点です。階段の上り下りや電車の乗り換えが苦手な方、大きなスーツケースを持っている方にはこちらのほうが楽に感じられるかもしれません。
ただし、水戸駅は筑波山から見ると北東方向。地図で見ると分かりますが、かなり遠回りをすることになります。移動距離が伸びる分、トータルの所要時間は長くなりがちです。
どちらのルートも「筑波山シャトルバス」が最後の決め手
石岡駅経由でも水戸駅経由でも、最終的にはつくばセンターから出ている筑波山シャトルバスに乗って筑波山へ向かうことになります。
つまり、茨城空港から筑波山への移動は「いかにしてつくばセンターまでたどり着くか」がすべてと言ってもいいでしょう。そして、そのつくばセンターへの直通バスが運休中であることが、今の不便さの最大の原因になっています。
筑波山シャトルバスは筑波山神社入口やつつじヶ丘まで運んでくれる便利な路線ですが、本数は時間帯によって偏りがあります。特に夕方以降は便が少なくなるので、帰りの時間も含めて事前に最新の時刻表を確認しておくことを強くおすすめします。
正直なところ、公共交通機関はかなり不便です
ここまで読んでいただいて感じたと思いますが、茨城空港から筑波山への公共交通機関での移動は、はっきり言って不便です。
乗り換えが多いこと、それぞれの便の接続が考慮されていないこと、そして待ち時間が積み重なること。この3つが重なって、直線距離ではそれほど遠くないはずの筑波山が、ずいぶん遠い場所に感じられてしまいます。
到着便の時間によっては、乗り継ぎがうまくいかず半日近くかかってしまうことも考えられます。「空港に着いてから午前中のうちに登り始めたい」といった計画は、公共交通機関では立てにくいのが実情です。
おすすめはレンタカー!茨城空港から筑波山は意外と近い
そこで一番おすすめしたいのがレンタカーです。
実は、茨城空港から筑波山までは車ならとても近いのです。乗り換えも待ち時間もなく、空港を出たらそのまま筑波山の麓まで走るだけ。公共交通機関で感じたあの遠さが嘘のように、あっさり到着してしまいます。
茨城空港にはレンタカーのカウンターがあり、事前に予約しておけば到着後すぐに出発できます。ハイシーズンや連休は埋まりやすいので、航空券を取ったらレンタカーも一緒に押さえておくと安心です。
レンタカーならではのメリット
車移動には、時間短縮以外にもうれしいポイントがたくさんあります。
- 荷物を気にしなくていい:スーツケースを車に置いたまま登山や観光ができます
- 時間に縛られない:バスの最終便を気にせず、山頂での景色をゆっくり楽しめます
- 寄り道ができる:筑波山の周辺には道の駅やフルーツ農園、神社など立ち寄りたいスポットが点在しています
- 天候の変化に強い:急な雨や寒さでも、すぐ車に戻れる安心感があります
筑波山神社周辺やつつじヶ丘には駐車場がありますが、休日は混み合うことがあります。早めの時間に到着するよう計画しておくと、スムーズに動けます。
事前予約制の相乗りタクシーという選択肢も
「運転はしないけれど、乗り換えだらけの移動も避けたい」という方には、事前予約制の相乗りタクシーという方法もあります。
相乗りタクシーは、その名の通り他の利用者と同じ車に乗り合わせて目的地へ向かうサービスです。予約が必要なので思い立ってすぐ乗れるわけではありませんが、バスと電車を何度も乗り継ぐ手間を省けるのは大きな魅力です。
利用を検討する場合は、予約の締め切りや運行しているエリア、乗車場所などを事前に確認しておきましょう。飛行機の到着時刻に合わせて手配できるかどうかも、あらかじめ問い合わせておくと安心です。
茨城空港から筑波山へ行くときのポイントまとめ
最後に、茨城空港から筑波山へのアクセスで押さえておきたいポイントを整理します。
- 茨城空港から筑波山への直行バスはない
- つくば駅(つくばセンター)行きのバスは現在運休中
- 公共交通機関なら石岡駅・土浦駅経由か水戸駅経由でつくばセンターへ、そこから筑波山シャトルバス
- 乗り換えが多く待ち時間も発生するため、公共交通機関はかなり不便
- レンタカーなら近くて快適、荷物も時間も気にせず動ける
- 運転しないなら事前予約制の相乗りタクシーも検討する価値あり
茨城空港は筑波山に近いはずなのに、公共交通機関だと遠回りになってしまう、少しもったいない立地です。だからこそ、移動手段の選び方が旅の満足度を大きく左右します。
飛行機で茨城空港に降り立ったら、ぜひレンタカーで筑波山までひとっ走り。空港を出てから山の空気を吸うまでの時間が、驚くほど短く感じられるはずです。
なお、バスや電車のダイヤ、レンタカーや相乗りタクシーのサービス内容は変更されることがあります。お出かけ前には各社の公式サイトで最新情報を必ずご確認ください。
